先週末の作業の残り…補修&後方警戒装置改善①

何だかスッキリしない割には蒸し暑い日が続きますねぇ。
元来、大汗かきの私には一番酷な環境です…

先週末は前回のブログで触れた”シフトポジションインジケーター”取付と”リンクロッド”交換の他にもちょこっと作業と言うか小細工をしておりました。

まずはタンクの小キズ補修。
少し前に気がついた、タンク左下側に2~3mm程度の小さなキズ。
放置してたら赤茶色っぽくなってきて「やべっ!サビだ!」と言う事でタッチアップです。

まずは会社の事務所の道具箱にあった耐水ペーパー(何番?粗目な感じw)の切れっ端で赤茶色部分を一回り大きく削ってサビ除去。
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銀色の地金が出てきました。
中央部分が凹んでいるところをみると小さな石か何かで着いたキズのよう。
はね石か?はたまた、ニーグリップする場所に近いのでズボンに着いた小石か何かで着いたキズかも知れません。

先日帰宅時にライコランドで仕入れてきたDAYTONA製のタッチアップペイントで塗ります。
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キズが小さく目立たないので、これで終了。実はタッチアップペイント購入時にカラーコードを控えて行くのを忘れてまして、店頭にカワサキ用のグリーンが3種類あったので、一番明るい緑を買ってきましたが、意外と違和感ありません…正解?
サビさえ出なければ良いので、これにて補修終了www


もうひとつは以前から不満だった後方視界の改善=ミラーのカスタム…いやチューニングwです。(※前回のブログ参照のことw)

現行のカワサキ車はミラーが車種毎に専用設計で、かなり後方視界が良いようです(と、何かの雑誌に書いてあった)。
現行のZX-10R(JK型)やZX-14R等は真後ろがしっかり見えるとか。
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             ※ZX-10R(JK) BRIGHTのHPより無断転載w
ステー部分が長く、かつ水平に近い低い鏡面位置。肘部分に干渉しない視界を得られる様です。

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                                      ※Ninja1000  BRIGHTのHPより無断転載ww 
鏡面位置はオーソドックスですが、これもステーがかなり長いですね。うねるような凝ったデザインですね。

私のZX-10R(C1)のミラーは鏡面の面積こそ十分ですが、いかんせん取付基部からミラーまでのステーが短い。
そのため軽く肘を曲げる通常の腕の位置では真後ろどころか鏡面の2/3が自分の肘でバンクした時か、肘を内側に入れないと後ろがロクに見えない…どころか肘を内側に入れても真後ろは全然視認不可能。
クルマ並みとは言いませんがもう少し後方視界を何とかしたい。

ただ残念ながらアフターマーケットのミラーはほぼ全てがミラーを小さくする、ステーを短くして幅を抑える方向でデザインされており、ノーマルよりも後方視界は悪くなるモノばかり。

都市部で渋滞の中、すり抜けする事を考えると幅を抑える方向になるのでしょうが、田舎暮らしで渋滞らしい渋滞の無いところを走る私のNinja君には幅があっても後方視界が良い方がよい。
白馬の騎士対策としても…w

で、色々と流用できそうなモノは無いかと赤男爵のお店等をウロウロしていて見つけました。

カワサキのフラッグシップ・メガスポーツ”Ninja ZX-14R”のミラー。
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                                          ※画像はBRIGHTのHPより無断転載www
かなりステー部分が長く、エアロフィンのようなデザインがGood。
取付基部の構造も似た感じで、ぱっと見た感じ「ポン付け、OKなんじゃ?」と思える感じがする…(後にこれは勘違いであることが分かる)

と、言う訳で”流用による後方警戒装置改善計画”にGo!サインです(私の頭の中でのGo!サインですw)

砲弾型のミラー部分のボリュームがZX-14Rよりも小柄なC1-10Rに似合うか否かの問題もあるが、とりあえず流用してみようと思い、流石に新品は高いので、オクで中古・キズあり・割れ無しを探す。
そこそこの値段で入手するも「ZX-14R純正タイプ・ミラー」とある…

つまり純正じゃないのね。
ただし届いたモノの品質は意外と悪く無く作りもしっかりしてる感じ。

で、流用できるか否か、合わせてみた。
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ありゃ、構造は似ていますが大きさがZX-14Rのモノの方が一回り以上大きい…
基部毎交換はネジ穴(基部を支えるインナーフレーム)が合わないので不可。

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しかも、ステー基部の厚みもかなり違いますね…さすがメガスポーツです(?)

こうして「ポン付けでOK?」と言う目論みは見事に崩れ去りました…

ただし、基部にミラーを留めるボルト径・ピッチは同じ。
14Rのボルトが若干長いだけ。

ならば基部は元々の10Rのモノをそのまま使い、ステーから先を加工して取り付けだ…と、言う訳で加工開始。
厚いのならば薄く削れば良い。大きいならば小さく削れば良い。
ただし、電動工具のようなものは無い。
わがまま聞いてくれるショップも無い。

でホムセンで売ってる”金属用ヤスリ”で手作業です。
またもや「素人の手作りによる一品」
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ステーがアルミで良かった。
ヤスリはほぼ摩耗して再利用不可に近くなりましたが、なんとか目指す厚みと大きさに加工。

で、交換してみた。
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前から。左:10Rノーマル、右:ZX-14R用。流石に外側へ飛び出して見えますね。5cm程度でしょうか。

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後ろから。左:ZX-14R用、右:10Rノーマル。
ステーが長くなった分、鏡面が外側に。
またステー基部の角度の違いから若干鏡面が低い位置に。

さて、目論見通りに後方視界が改善されるか…これが一番重要。
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の部分が真後ろ。おおっ!通常のライディングフォームをとった状態で真後ろが見えます!これは計算通り!暑い中手作業でゴリゴリとアルミを削った苦労が報われますねぇ。

装着するにはもう少しステーの加工と削った部分と元々のキズの塗装が必要ですが、後方警戒装置の改善作業はほぼ望んだ結果を得る事が出来そうです。

…と、ここでタイムアウト
続きの作業はまたの機会となりました。
長文、失礼。