Arai PRO SHADE SYSTEM 良いですよ

先週末に続き全国的に好天の週末ですね。
…残念ながらこの週末は月曜のプレゼンの準備でバイクでお出かけの時間は取れそうにありません…(T_T)

先週は今シーズン初ツーに出かける事ができた訳ですが、残念ながらBluetoothインカムはスピーカー取付工作が間に合わずに試せずでしたが、Araiの新シールド「PRO SHADE SYSTEM」を試す事が出来ましたので簡単に感想などを。

まず取付ですが、普通のAraiのシールドと何ら変わりません。
いつも「バキッ」とシールドが割れんじゃないかと思う程”力技”的な”取り外し/取り付け”ですが、もう少し何とかならないモンですかね。
SHOEIは20年前から変わりましたが、Araiは基本的に変わってませんね。

この「PRO SHADE SYSTEM」はスーパーアドシス-Iシールド採用のヘルメットなら全て交換可能との事。
シーズンオフに新調したRX-7 RRVはこのSAIシールドなので問題無し。

装着するとこんな感じです。
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下1/4くらいがクリアでしかも左右方向はシェードが切れ上がっているので格好はあまり良くないかもwww。
シェードの動きに干渉するせいか、シールドの上部にあるベンチレーションの入口は従来のモノとは異なり昔懐かしのスライド式になっています。

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横から。フルオープン時。

イメージ 3
同じく横からシールドダウン時。
シェードは上がった状態ではロックされておりロックを解除(前方へ引っ張る)しないと動かないようになってます。
(上げただけでは仮ロック。後方へ押し込むとロックのようですが、仮ロック状態でも100km/h以下では問題無さそうでした…自己責任で…説明書にはロックしてくれと書いてあります。)
 
オフロード用のヘルメットみたいに前方にバイザーのごとく出っ張っていますが、被ってしまうと前傾姿勢をとっても視界にシェードが入ってくる事は無いですね。
まさにバイザーのごとく”日除け”にもなるらしいですが、その辺は角度のせいか良く判りませんでした。

先週末のツーリングにて下道(市街地、国道、峠道)と高速を使って走りましたが結論から言うと…

        これは”イイです!使えます!”

先週末は好天でかなり陽射しが強かったですが、シェードを下ろせば「スモーク・シールド」、上げれば「クリア・シールド」。

まさにワンアクションで切替が出来、トンネルに入った瞬間にシェードを上げ、出口で下げる使い方が目に優しく痛くない(笑)。

ロックを解除してシェードを下げるのに前方に引っ張るのも2~3回で慣れますので問題無し。

シェードを上げるのはシールドとシェードは隙間があり、下側はシェードが少し浮いている状態で指先で簡単に上げる事ができます。上げてしまえば自動的に(仮)ロック。


シェードを下げた状態では下1/3~1/4くらいがクリアなので、スモークシールドと比べると若干明るく、最初は違和感ありましたが、前傾姿勢で乗るタイプのバイクならクリア部分があまり視野に入らないので問題無いと思います。

ロングツーリング等で昼夜問わず走る場合に役立つのは想像に難くないです。

またシェードを上げて走った場合の走行風の影響ですが、殆どありません。
高速をクルマの流れに乗って走る速度域では風で頭を持っていかれる事もありませんでした。
これ、一応風が当たった状態で安定するように空力的に設計してあるんだとか…本当かな。でも確かに問題無いです。

風切り音ですが、シェードを上げていても、まっすぐ前を向いて走っている分にはほとんどありません。
これはちょっと意外でした。
ただし、車線変更等で斜め~横を向くと「ピュー」と風切り音が出ます。
これは仕方無いですかね。まぁ、許容範囲内です。

そんな訳でアウターバイザー(?)を従来のヘルメットに最小限のコストで付加できるArai Pro SHADE SYSTEMはかなりオススメです。

あぁ、またフラっとバイクに乗って出かけたい…けど明日も仕事の予定です…(T_T)